Femtech Fes! オンライン Vol.5「デリケートゾーンケア入門」

意外と知らない、デリケートゾーンとケアの方法。周りの人にも聞きづらいし、どれが自分に合うのかわからない…。第5回目となるFemtech Fes!では、「デリケートゾーンケア入門」をテーマに、自分たちの身体のことなのにあまり触れられて来なかった、デリケートゾーンケアに関する謎を解明しました。

まずは自分の身体を正しく理解することから。

デリケートゾーンを構成する8つのパーツや、アンダーヘアが摩擦を防ぎ、保湿/保温機能を果たしていることなどを確認しました。「アンダーヘアがない場合、性感染症のリスクが80%増加する」という驚きの研究結果が報告されていることもわかりました。

通常、良性の細菌によって守られているデリケートゾーンは、複雑な形状で細菌感染や炎症を起こしやすい箇所です。その皮膚はまぶたよりも薄くて敏感なのだそう。各々自分のまぶたを触って実感しました。

身体の仕組みがわかったところで、いよいよデリケートゾーンケアの方法について解説。お互いに普段のケア方法や使っているアイテムのシェアもしました。デリケートゾーン専用アイテム※を使っているメンバーからは、YESのフォームタイプのソープと保湿ジェルを紹介。お湯だけでケアをしている人からは「自然の状態が良いから!」などの声が挙がりました。

体質やアンダーヘアの有無などによっても起こりやすいトラブルは変わってきます。例えば、"アンダーヘアを処理しているからバリア機能を高めるケアをする" など、悩みの有無やニーズによって自分の身体に合った選択をすることが大切だとお話ししました。

※デリケートゾーン専用アイテムは、通常のボディーソープやボディーローションと違いは、弱酸性のデリケートゾーン合わせてpH値が調整されているアイテムのこと。

イベント後半では、海外経験のあるfermataメンバーを中心に、世界のデリケートゾーンケアを紐解きました。中でも体験談は「女子生徒同士でお手入れの手伝いをし合っていた」「インドには、ローカルスーパーのレジ横に専用ソープが置いてある」「乾燥した気候の北欧では、剃らずに自然な状態の人がほとんど」「バレンタイン前になるとアンダーヘアをハート型や星形にトリミングしに行っていた」など様々。文化や気候の違いで異なるデリケートゾーンケア&アンダーヘア事情で盛り上がりました。

性教育の一環でデリケートゾーンケアを教えている欧米に比べ、日本ではまだまだ家族や友達とも話す機会が少ないのかもしれません。ですが、「自分自身の健康のため」ヘアケアやボディケアと同じような感覚でデリケートゾーンケアを捉えてみてはいかがでしょうか。

もし自分の性器をまだ見たことがない人がいたら、ぜひ自分の形や状態を鏡でチェックしてみてください!

Femtech Fes! オンラインは今後も開催予定です。どうぞよろしくお願いします!

YESのデリケートゾーンケアアイテムはこちらから

最新のイベント情報はこちらから