Dr. Amina’s Lens|公衆衛生博士が読み解く、世界のフェムテック最前線
医療、制度、テクノロジー。
ウィメンズヘルスの現在地を、構造から考えるコラム。
なぜこの連載をしているのか?
私たちは長い間、
女性の身体と性にまつわる変化を、
どこか“タブー”として扱い、正面から語らずに過ごしてきました。
けれど今、その「見ないこと」を前提にしてきた場所から、新しいテクノロジーが生まれ始めています。
新しいデバイスやサービスは、これまで感覚に頼るしかなかった体の変化を、少しずつ“見える”ものへと変えています。
一方で、制度や文化との間には、まだ埋めきれていないギャップも存在しています。
私は公衆衛生の視点から、
「何がトレンドか」ではなく、
「何が本当に社会に必要か」を問い続けたいと考えています。
そして、
世界各地で生まれている新しい選択肢が
私たちの暮らしを、未来を、
そして次の世代の女性たちの生き方をどのように変えていく力を持っているのかを、丁寧に見つめていきたい。
Dr. Amina’s Lens は、
医療・政策・市場・文化を横断しながら、未来の選択肢を紹介するとともに、その背景にある構造を理解するための視点を届ける連載です。
流行のその先へ。
構造を読み解きながら、次の可能性を考えていきます。
fermata株式会社 CEO / 公衆衛生博士
Dr. Amina SUGIMOTO
東京大学にて修士課程を修了後、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院にて公衆衛生学博士号を取得。医療制度や女性の健康政策を専門とする。
2019年にfermataを創業し、日本におけるフェムテック/ウーマンズヘルステックの社会実装を牽引。
「Femtech Fes!」の創設や行政との連携を通じ、ウィメンズヘルスを“当たり前の選択肢”として広げている。
その取り組みが評価され、アメリカ政府より「Woman of Courage」を受賞、「Nikkei Women of the Year 2024」に選出されるなど、国内外から高い評価を受けている。