Nikkei Asia掲載|Amina Sugimoto – Asia’s Trailblazers に選出
国際女性デー特集として Nikkei Asia(旧Nikkei Asian Review) が発表した 「International Women’s Day: Meet 11 of Asia’s Trailblazers」 にて、 Fermata共同創業者・COO 杉本亜美奈(Amina Sugimoto) が アジアを代表する次世代女性リーダーの一人として紹介されました。
グローバルに育ち、公衆衛生経済学へ
国際開発に携わる家庭に育ち、幼少期から世界各地で生活。 医師を志すも、医療現場よりも構造的な課題解決に関心を持ち、 London School of Hygiene & Tropical Medicine(ロンドン大学衛生熱帯医学大学院)にて博士号(Ph.D.)を取得。 専門は医療経済・公衆衛生。
FemTech市場を日本に創るという挑戦
日本帰国後、ベンチャーキャピタルMistletoeに参画。 その中で米国スタートアップ「Modern Fertility」と出会い、 女性が自宅でホルモン検査を行い、自身の妊孕性を理解できる仕組みに衝撃を受けます。
しかし当時、日本では「FemTech(フェムテック)」という概念すらほとんど認知されていない状態。 投資家の多くは男性であり、女性の身体に関わる製品への理解や投資意欲は極めて限定的でした。
「フェミニズムを牽引したいわけではない。 ただ、自分の身体についてもう少し知ることは、純粋に興味深いことではないですか?」
市場調査会社Frost & Sullivanは、FemTech市場が2025年までに 500億ドル規模に成長する可能性を予測していましたが、 実際には投資は進まず、「誰かが先に始めるのを待っている」状態でした。
Fermata設立|“市場が存在しない”ところに市場をつくる
その状況を変えるため、杉本亜美奈は共同創業者・中村寛子とともに Fermata(フェルマータ)を設立。 女性の健康とウェルネス分野におけるスタートアップ支援、 コミュニティ形成、そして市場創出を目指しました。
さらにアジア全域を対象とするファンド構想も始動。 タブー視されがちな女性の健康課題を可視化し、 「言語化されていない課題は市場にならない」という問題に正面から取り組んでいます。
「女性のウェルネスやセクシャルウェルネスの課題は、 誰も言葉にしないから存在しないことになっている。 でも、言葉にならなければ、どんなに良い製品でも市場は生まれない。」
掲載情報
掲載媒体:Nikkei Asia(旧Nikkei Asian Review)
特集名:International Women’s Day – Meet 11 of Asia’s Trailblazers
記事執筆:Akane Okutsu
※本記事はNikkei Asia掲載内容を基に構成しています。