Special.2|月経カップの不安と疑問に全部答えます|痛い?漏れる?取り出せない?
Dr.Amina’s Guide
月経カップが気になる。でも、少し不安。
「痛くない?」「漏れない?」「取り出せなくならない?」「膣が短いけど大丈夫?」
今日は、これまでfermataに届いた“本音の質問”にひとつずつ答えます。
Q1. 痛くありませんか?
月経カップは、正しく装着できていれば、ほとんど装着感はありません。
違和感の多くは、サイズが合っていない・きちんと開いていない・挿入位置が浅すぎる/深すぎることが原因です。
膣の角度はやや背中側に向いています。まっすぐ上ではなく、後ろに向けるイメージで挿入するとスムーズです。
Q2. 漏れませんか?
月経カップは吸収ではなく「キャッチ」する構造です。
きちんと開いて膣壁に密着していれば、基本的に漏れにくい設計です。
ただし、容量を超えている場合や開いていない場合は漏れることがあります。多い日は使用時間を短くするなど調整が大切です。
Q3. 取り出せなくなりませんか?
子宮の奥に入ってしまうことはありません。
取り出すときは、必ずカップの底をつまんで密着を解除してから引き出します。グリップだけを強く引っ張らないことが大切です。
焦らず深呼吸。ほとんどのケースは落ち着けば取り出せます。
Q4. 膣が短いのですが大丈夫ですか?
膣の長さには個人差があります。
生理中に清潔な指で子宮頸管に触れてみて、浅い位置で触れる場合はショートタイプが合いやすい傾向があります。
Q5. 経血量が多い日でも使えますか?
大容量モデルなら対応しやすいです。
ただし、どのモデルでも使用時間の目安を守ることが重要です。量に合わせて交換回数を増やせば問題ありません。
Q6. スポーツや温泉は大丈夫?
正しく装着できていれば運動も可能です。
温泉や入浴も基本的には使用可能ですが、衛生環境や体調に応じて判断してください。
Q7. 使い捨てタイプはどうですか?
煮沸が不安な方や旅行・防災用途には使い捨てタイプも選択肢です。
「まずは試してみたい」という方にも向いています。
Q8. トキシックショック症候群(TSS)は?
タンポン同様、月経カップでも非常に稀ですが報告例はあります。
使用時間を守り、体調に異変を感じた場合は使用を中止してください。
Dr.Aminaの視点|なぜ今、月経カップなのか
月経カップは「意識が高い人のもの」ではありません。
私が大切にしているのは、とてもシンプルなことです。
困らない状態をつくること。
●急に生理がきたとき。
●夜中に交換できないとき。
●ナプキンを買い忘れたとき。
●災害でお店が閉まっているとき。
そんな場面でも、「どうしよう」とならない選択肢を持っていること。
月経カップは一度持っていれば繰り返し使えます。
防災バッグに入れておけば、生理用品が足りなくなるかもしれないという不安が減ります。
災害時、ナプキンが不足することは珍しくありません。そのとき洗って使える選択肢があるかどうかは、大きな安心につながります。
そしてもうひとつ。
月経カップを使うと、自分の経血量や色を目で確認できます。
今日は多いな。少ないな。
そんな小さな気づきが、自分の体を知ることにつながります。
月経カップは、環境のためだけの選択ではありません。
自分の体を、自分で管理できるようになること。
それが、いちばんの価値だと私は思っています。
不安があるのは自然です。
でも、正しい情報があれば怖さは小さくなります。
あなたに合う1つが見つかれば、毎月はもっと楽になります。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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