Femtech Fes! vol.3 「Sex and Tokyo: みんなのセクシャルウェルネス事情」

シングル、パートナーあり、遠距離中、子供がいる…家族や交際ステータスを問わず、みんなの日常の一部のはずなのに、なぜか話しにくいトピックの「セクシャルウェルネス」。でも、顔も名前も出さなくていいオンラインの場なら、勇気を出して聞けるかも?そんな思いで、第3回目のFemtech Fes! 「Sex and Tokyo: みんなのセクシャルウェルネス事情」を開催しました。

今回はスペシャルゲストとして臨床心理士・公認心理師の戸田さやかさんと一緒に、世界のセクシャルウェルネス事情を紐解いていきます。

新型コロナウィルス感染拡大下の世界各国では、驚きのニュースが日々報道されています。イギリスでは緊急避妊薬のオンライン処方を可能にするために法改正が行われ、ニュージーランド・イタリアではセックストイの売り上げが3倍になったそうです。また、医療物資の不足により、コンドームを手袋がわりに使うという事例も。

fermataメンバーも初めて聞く「Teledildonics」(遠距離で使えるセックストイ)や、「オンラインホストクラブ」の話、ニューヨーク市衛生局が公開した「コロナ非常時のセックス・ガイド」などもコメント欄を大いに賑わせました。

後半では、いくつかのキーワードを並べ、関心のあるテーマを深掘り。fermataからは、交際ステータスがそれぞれ違うメンバー(シングル、パートナーと離れて暮らしている、パートナーと同棲している)が参加して、それぞれの視点からのセクシャルウェルネスの変化や違いについて語り合いました。「性欲がなくなってきた」「毎日時間を決めてビデオ通話をしている」「1Rに同棲していると、マスターベーションの場所とタイミングに悩む」などそれぞれの体験談に、参加者の方からも次々とコメントや質問が届きました。

「セクシャルウェルネスについてオープンに語れる場がない」

「セックスって、楽しまないといけない?」
「マスターベーションの仕方がわからない」

普段だったら聞きにくい質問にも、戸田さやかさんに丁寧にお答えいただきました。

今回のディスカッションを通して、自分にとっての「気持ちいい」の見つけ方と相手への伝え方や、無理をせず自分にあった「毛づくろい」(← 参加者の方のコメントで、一番しっくりきました!)の方法を見つけられるといいなと思った回でした。

Femtech Fes! ONLINE! シリーズ、まだまだ続きます。引き続きよろしくお願いいたします!

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